定量分析で解明!FIREは無職転生して『強くてNewゲーム』だった

投資

2025/11/29 現在の各種資産状況です。

日経平均は先週終値から3.35%の上昇。S&P500は3.37%のプラス、ビットコインは8.12%のプラス、米10年債利回りは4.024%(-0.039%)、ドル円は0.14%の円高で1ドル156.13円となっています。

Hodoの運用状況としては、金融資産は先週から約492万円のプラス、比率では2.72%のマイナスです。先週から株やゴールドが大きくリバウンドして回復してきました。ビットコインは下落幅が大きかったので、まだまだ回復したという感じではないですね。最近ボラが大きくなっているのが気になるところです。

さて、今回はFIRE直後のステータスの数値化を試みることにしました。

FIREという概念は、ただ経済的自由を得て早期退職する以上の何かがある、と感じていても、「その本質は何か?」「目標はどこにあるのか?」という疑問に、論理的な答えを見つけられていない方は多いと思います。

そこで、今回、橘玲氏の著書「幸福の資本論」に出てくる三大資本をベースに、FIRE直前・直後の状態を数値化し、その全貌を具体化してみることにしました。

この分析を通じてFIREとは、単なる早期退職ではなく、人生のシステムそのものを「究極の効率化」させる戦略だという理解に至りました。

3つの資本のステータス変化

FIRE前の生活は、「労働時間=ストレス」という高い維持コストを支払う時期でした。FIREによって、この高コスト構造がどれほど劇的に変化するかを、数値で確認していきます。以下が、今回数値化を試みたFIRE前後の資本のステータスを示した最終形です。

資本の種類指標FIRE直前FIRE直後導出の考え方
1. 金融資本資産価値100100FIRE達成のため基準値は変わらない
飽和度 100100経済的自由の達成で完全飽和
維持コスト 1010資産管理に必要な最小限の時間
2. 人的資本資産価値7515所得獲得価値(80%)が清算され、内部利用価値(20%)が残存
飽和度 9040FIRE前後で適用対象は異なる
維持コスト255会社業務という最大の拘束時間(ストレス)を清算
3. 社会資本資産価値5025職場の繋がりが清算され、家族等に価値が収束
飽和度 9040FIRE前後で適用対象は異なる
維持コスト 255対人摩擦のストレスを伴う時間を清算
全体評価自由な時間 2565労働からの解放で増加
総和維持コスト 6020労働時間=ストレスであった維持コストが大幅削減。
資産価値総和 / 維持コスト3.757.00効率性(ROI)が約2倍に向上

この定量モデルにおける各指標の定義は以下の通りです。

  • 資産価値: 経済的自由を得るのに必要な資産を 100 として基準化しています
  • 飽和度: これ以上増やしても意味がない点(効用限界)やHodo個人としての限界を 100 とします。FIRE前の飽和度90は会社組織所属を前提とした限界を考慮した値でしたが、FIRE後は「QoL最大化」という新しい目標に切り替わり再出発となるため、40としています
  • 維持コスト: 資本を維持するための手間、時間、ストレスを数値化したものです。FIRE後は、ストレスがない活動であれば時間をかけても問題ないという行動原理を前提にします

FIREによる効率性の劇的改善

FIREは、投じたコストに対するリターンを示すROI(費用対効果)を劇的に改善させる結果となりました。

FIRE前は、維持コスト60の多くが「ストレス源」でしたが、FIRE後は維持コストが20点に激減します。このコストは、労働時間=ストレスであった時間から、最低限の管理時間へと質的に転換されたことを意味します。その結果、投じるコスト(時間)が大きく減る一方で、資産価値の維持効率を示すROIが 3.75から 7.00へと約2倍に改善し、圧倒的な高効率システムが実現します。残りの40点は「ストレスのない自由な時間」となり、これが次のステップへの重要なリソースとなります。

この数値化で導き出された結論として、FIREへの行動は、圧倒的な効率性を求めた資本の最適化であり、以下の2点を実現したことを示しています。

まず、金融資本という安全地帯(資産価値100)を確保し、労働の必要性をゼロにしました。そして、ROI 7.00という、高効率なシステムを確立しました。この最適化こそが、FIREの本質であると考えます。

効率性の裏側にある「清算コスト」

一方で、この定量モデルが突きつける残酷な現実も直視する必要があります。

FIREがもたらす効率性の裏側では、個人のアイデンティティや社会とのつながりを支えてきた無形の資産が、大幅に、そしておそらくは不可逆的に清算されています。

資産価値の大幅な減少や、飽和度が 40に留まっているという数値は、まさにこの失われた価値の大きさ、そしてそれをゼロに近い状態から再構築する精神的な困難さを定量化した結果です。

効率性の向上が犠牲の上で成り立っていることから目を背けてはなりませんが、Hodoが次のステージで追求する「ストレスのない QoL」は、この清算コストを乗り越え、新しい形の精神的な充足を論理的かつ計画的に獲得するために成り立っているのです。

FIRE後の重要ミッションへの集中投資

次の目標として、FIRE直後の清算による犠牲により生じた構造的な欠陥の解消を目指します。

  • 目標: 獲得した自由な時間(65)を使い、未完成である人的・社会資本の飽和度40の改善に集中投資することです。この投資は、金融資本を増やす活動ではなく、完全に精神的・知的な充足を目的とします。
  • 具体的な投資対象:
    • 人的資本は、従来の外部市場価値ではなく内部利用価値(その資本が自分自身の精神的な満足やQoLにどれだけ貢献するか)を、
    • 社会資本は従来の規範的な社会資本(ストレスや拘束を伴う、組織、義務、役割によって維持される人間関係)ではなく非規範的な社会資本(精神的な満足感につながる、個人の自由な意思、愛着、趣味によって維持される人間関係)を獲得し、QoLの最大化を目指します。

Hodoが至った結論は、FIREとは、高コストな労働システムを清算し、圧倒的な効率性と自由な時間を獲得した上で、「ストレスのない QoL」という新しい目標を論理的に、そして計画的に追求していくための、資本の最適化戦略であるということです。

要するに、FIREするということは、ラットレースというゲームをクリアし、あたらしい世界に無職転生して強くてNewゲームするということなんです! なんかスッキリしたでしょ?(笑)

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資産集計結果

パッシブ運用、その他も含めたトータルでの集計結果です。

内訳評価額先週比配分比率目標比率
株式・金86373283+905577849.1%40%
債券9943873+207425.6%5%
FX・CFD54448016+68224830.9%40%
暗号資産25276914+191328714.4%15%
FI達成レベル123/100+3


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