最近読んだ本:アドラー、養老、ショーペンハウアー

FIRE準備

自分は理系タイプで、文章を読むのは本質的にあまり得意ではありません。 それでも投資や人生の理解のために、これまでかなりの数の本を読んできました。 今回はAIに勧めてもらった3冊を読んだので、感じたことを軽くメモしておきます。

自分を信じる勇気(岩井 俊憲)

元々はアドラーの「嫌われる勇気」を読もうと思ったのですが、予約待ちが長かったので代わりに手に取った本です。 アドラー心理学は、良いことが書いてあるので子供には読んでほしいなと思いますが、自分らの世代くらいになると、なんだか自然と身についている考え方だなという印象でした。

社会から自己責任を強要されてきた世代なので、他人に過度な期待をせず、他人の課題に踏み込む余裕もなく、自身の納得を優先しないと耐えられなかったんですよね。 だから、目的論や課題の分離、自己受容といった考え方は、生き抜く過程で勝手にインストールされていた気がします。ゴールから逆算して手順を組むというのも、仕事で散々やってきたことの応用みたいなものですし。

ただ、共同体感覚については少し同意しきれない部分がありました。 自分の場合は、家族やごく近い人までに意図的に制限しています。それ以上広げると無理が生じますし、自分の能力では抱えきれずに不幸になるだけかなと。 本の内容と一致しない部分ですが、無理に一致させる必要性も感じていません。足るを知る、という状態ですね。 アドラー関連の本は、もうこれ以上読まなくてもいいかなと判断するのに役立ちました。

ものがわかるということ(養老 孟司)

わかるということは、知識の単なるコピーではなく身体の変質であり、時間とエネルギーをかけて脳の構造が変わるのを待つことだ、といった内容でした。結論を急いではいけないと。

今までずっと論理の世界で生きてきて、身体性に頼らなくても何とかなってきたので、正直耳の痛い話でしたね。 完全には理解できていませんが、今後は身体の感覚も意識した方がいいのかもしれないなと思いました。庭いじりや散歩を意味を求めずにやっていれば、後からわかってくるものがあるのでしょうか。

本の中で「好きなこと」についての言及がありました。 好きなことを仕事にするというより、やらなくちゃいけない今の仕事を好きになる(せめて嫌いにならない)ように努力する方が、よほどしっくりきます。好きな仕事をするためにFIREを目指すくらいなら、まずは今の仕事との向き合い方を調整しろ、ということなんでしょうね。 まあ自分は好きなことを仕事にすることはリスクが高いと思っています。これはまた記事として整理したいと思っています。

また、考えてみれば、自分も仕事においては、説明書やドキュメントを読んで理屈で理解するより、実際に触って、体で覚えるタイプでした。

 読んで理解する → ×
 説明されて理解する → △
 触ってみて、ギャップを調整して、自分のものにする → ◎

孤独と人生 幸福について(ショーペンハウアー)

正直、回りくどくて読みにくいので斜め読みです。気になったところだけ拾いました。 辛辣で極端、少し視野が狭く感じる部分もありましたが、傾向としてはそんなに外していないなという印象です。

幸福の敵は苦しみと退屈であり、精神の富が退屈の対策になる。
努力の方向性は、コントロール可能な内部(健康や知性)に向けるべき。
富は労働から解放されるための防衛資産である。
他人の評価という影を追うな。

このあたりの、幸福は外部ではなく内部にある、人間観への期待値はゼロ、徹底した守りの哲学といった考え方は、自分とかなり似ていると感じました。

ただ、世捨て人になるとか、社交は下品だとか、他者はノイズだとか、そこまで極端に遮断することはできないですね。自分に害のない範囲、有益な範囲では社会とのつながりも残していると思います。

第6章の老年期に関する肯定的な記述は、ちょっとポジショントークっぽさを感じました。自分の状態を都合よく再解釈しているというか。 守りの姿勢が強すぎると、こういう偏屈な感じになってしまうのかもしれません。 そうならないように、わかった気にならないように注意したいところです。


最後に、今回はAIにお勧めしてもらった本を読んだのですが、どうも自分と凄い似た考えの本が選ばれたように思われます。

読書で今さら自分が大きく変わるとはあまり思っていません。 むしろ今の自分を微調整するというか、社会とのズレを確認する作業に近いのかなと思っています。

これからの自分にとっての読書は、新しく学ぶためというより、思考を動かすための素材集めですね。 むしろ相性の悪い本の方が違和感が生まれて新しい気付きがあるのかなと感じています。 読書をして、気づきを見つけ、そこから思考を広げてブログに書く。今後はこのループを回していきたいですね。 ただ、しばらくは、予約した本の消化をすることになりそうですが。


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