転職のすゝめ

仕事

FIREするための資産形成において、本業収入が最も大切だと考えます。
サラリーマンの収入の中心は本業からのものです。手っ取り早く本業収入を増やすには転職が一番です。

Hodo@氷河期FIRE は出世コースから外れた凡人サラリーマンですが、転職することで年収8桁を達成しました。

今回はどのように転職すれば本業収入を増やせるか、実体験をふまえて紹介したいと思います。

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転職前の会社について

まず、転職前の会社ですが、就職氷河期真っただ中で環境は極めて厳しい状況だったものの、運よく入ることができました。正直働くうえではそんなに悪い会社ではなかったです。むしろ良い会社だったと言えると思います。

古き良き日本の会社らしい会社で、人の輪を重んじ、結果だけでなくプロセスを重視し、飲み会も多かったし、何かと仕事と全然関係のない行事も多かったです。

まわりの方は優秀で良い人が多く(たま~に嫌な人もいますが)、また、同期も皆びっくりするくらい優秀。若い頃のHodo@氷河期FIRE は周りにキャッチアップすべく、ただひたすら、将来のこととか何も疑問に思わず、仕事に没頭しました。そして仕事が終われば遊ぶことだけを考えてたと思います。

年功序列なので、若い頃は能力に関係なく横並びで昇進していきます。そして結婚して30半ばもすぎて、もっと給料増えないかなぁと思い始めた頃、現実に知りました。
頑張って部長クラスになっても1000万円貰えないということに! 1000万円はさらに上に昇進していくと届くレベルです。

何人に一人そこまで辿り着けるのだろう

さらには、役職定年という制度があって、55歳すぎると役職から外されます。頑張って出世したとしても、良い待遇は数年で、その後は主任くらいのレベルの給料しか貰えません。

そもそも、Hodo@氷河期FIRE のケースでは、部長どころか管理職にも遠い状態でした。
上の世代にまだ管理職になれてない方が多数いて、また、同期の中でも別に優秀というわけではなかったです。さらには管理職になるには試験に通る必要があり、ペーパーテストはもちろん、プレゼン能力、役員とディスカッションするスキル、英語能力が問われます。
目先の実務だけをひたすらこなしてきたので、そんな能力があるわけもなく。。

ここからかなり勉強してスキルアップしないと管理職になることすら危うく、部長になるのもまず無理だろう。
この会社に居続けたとしたときの、だいたいの将来が見えてしまったのでした。
そして、転職することを決意します。

転職後の会社

転職先の会社は米国企業でした。
オープンポジションの募集があり、若干経験してきた職種と違うものの思い切って応募しました。

外資は年俸制で、いくらの給料で働くか合意したうえで入社します。事前に希望額を聞かれたので、あまり高い額要求して落とされても嫌なので前職30%アップでお願いしてみて、無事通りました。

その後、実際に働きはじめてから臨時賞与がもらえたり、通常の賞与の上乗せなどもあって、一年目の時点で前の会社の部長以上はもらえてました。

1000万に到達したのは2~3年後くらい。その後も順調に増えています。

転職したのは正解デスね!

なぜ米国企業はお給料が良いのか

まずひとつめとして、昇進体系の違いがあげられます。

日本企業の場合、出世するには管理職になる必要があります。遂行職だった人が、管理職になり部長になるといった形です。遂行職と管理職とでは求められるスキルが異なるため、特化型の人にとっては出世するのが難しいです。反面バランス型の人がどんどん昇進していきます。
Hodo@氷河期FIRE の場合、現場で目の前の仕事だけひたすら裁いていたので、特化型全振り状態でした。

一方で外資の場合、遂行職と管理職は職種が別扱いです。遂行職は遂行職の昇進ルートがあり、管理職は管理職の昇進ルートがあります。
Hodo@氷河期FIRE は遂行職として入社しました。以前の会社では昇進が厳しかったのが、転職後は実務を頑張ってるだけで良いので何度かランクアップできました。


ふたつめとしては、業績の違いがあります。

前に勤めていた会社は、入社以降売り上げがずっと右肩下がりでした。私が会社にいた期間で、約40%売り上げが落ち込みました。赤字の年もあるのでEPS等安定した比較ができなかったです。一方で転職後の会社は売上はずっと右肩上がり、EPSも伸びています。毎年成長率が10%以上あります。

たまたま関係した会社が、と思われるかもしれませんが、以下の図を見てください。

出典:日本生命

GDPの国際比較ですが、日本は1995年以降横ばいです。米国は右肩上がり。
日本で成長している企業は限られてくるでしょうし、米国では多くの企業が成長していることが推測できると思います。米国株・日本株に投資して企業の決算書見ている方なら、この感覚は解ると思います。業績が良ければ原資もあるので給与も賞与も多く出せます。


3つめは平均賃金の違いです。下記は平均賃金の国際比較です。

出典:OECD Data Average wages

米国と日本で平均賃金に1.7倍の差があります。米国にとって日本人は安く雇えます。
米国は物価が高いので、日本に支社があるような会社だと、米国現地の人はおそらく倍以上もらっていると思われます。
日本の従業員に対しては、日本の物価や日本の関連する企業の給与水準を考慮して、抑えめに給与を決めてるとは思いますが、それでも外資の方が日本企業よりはずっと給与水準が高いです。

上記の通り、働いてる会社の状況が全く異なるので、個人の能力に関係なく給与水準も違ってきます。なので外資はたくさんお給料頂けるのです。

米国企業の日本支社で働けば、デフレで安い物価で生活しつつ、給料はインフレします。

もちろんデメリットも

お給料の面では凄く良いのですが、良いことだけではありません。
外資にはデメリットももちろんあります。

年功序列ではないです。成果主義です。結果がすべて。アウトプットを出さないと評価されません。プロセス関係なし。結果が良かったら給与増えます。結果が良くないと増えません。

人の入れ替えが激しいです。私の会社の場合、毎年3%~5%の人が解雇されます。下から5%に入ったら強制FIREです。ただ平均点とっていれば大丈夫です。凡人をキープできていれば解雇されません!

会社内の人間関係が結構キツイです。いい人は少ない。変な人が多い。社内での競争が激しい。誰もクビになりたくないですからね。

プレッシャーも半端ないです。マネージャーも部下が結果出さなかったら本人の立場がなくなるので、部下に対する要求は厳しくなります。マネージャーは解雇する部下を選ぶ権限を持ってるので、要求に答えて結果を出していかないと居場所がなくなります。

ということで、外資で働くというのはストレスが凄いです。だからFIREを目指しています。
前職の日本企業のまま、ゆるく働けていたのなら、FIREは考えなかったかもしれません。

まとめ

外資への転職について、私の見解をまとめると以下の通りです。

  • 米国企業の日本支社に転職すると給与がインフレする
  • 個人の能力に関係なく、給与水準自体が日本企業に比べ高い
  • 凡人に劣るパフォーマンスだと会社からFIREされるリスクは高くなる
  • ストレスがきついので長期的に働くのは難しい
  • 短期で稼いでFIREしたい方にはオススメ
  • のんびり定年まで働きたい方にはオススメできません!

とにかく早くFIREしたい方は、外資への転職を検討してみては如何でしょうか?


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